FXロスカット基準で資金管理
資金管理はトレード手法、メンタルと同じくらい重要
自分の考えに合った適切なロスカットルールを決めることは、確実に利益を残すための対策として非常に重要です。
FXは、トレード手法、メンタルと同じくらい資金管理が大切です。
いくら優位性のあるトレード手法を持っていても、資金管理がしっかりしていないと資金が増えるどころか、減っていってしまいますよ。
自分のロスカットルールとは
FX会社ごとにロスカットルールは設定されています。しかし、それとは別にやるべきことは自分なりのロスカットルールを決めることです。
FX会社が用意しているロスカットは最終手段。ロスカットまで放置していると、資金管理を一気に失ってしまう。
そこで、自分のトレードが間違っていたとき自分なりの考えで基準を決めて損をしていてもそこで必ず決済する。
こうした自分なりのロスカットのルールを設定することで、負けトレードの損を小さく済ませるし、次のトレードへの影響も少なく済みます。
例えば下がると思って持った売りのポジションが、予想とは反対に上がっていく
どこまでポジションを持てばいいのか?
そこまで上がるかには何かしらの要因があるはずです。だとすると元のレートまで戻るには何日、何ヵ月かかるか分かりません。
その間に、買いポジションの絶好のエントリーポイントがあっても、大きな含み損を抱えた売りポジションがあり、資金が圧迫されると新規にポジションを思うように持てません。
こうなると、勝てるチャンスを失うことになります。
ロスカットルールを決める上での注意点
ロスカットルールは利益を積み上げていくという風に考えると、利益とのバランスが非常に大切。
例えば、スキャルで一回のトレードあたり5pipsぐらいしか利益をとれないのに、ロスカット基準が50や100pipsだと、連勝して積み上げてきた利益がたった一回の損切りで全て飛んでいってしまいます。
これが、よく言われるコツコツどかんです。
この場合、負けても3、4回のトレードで取り返せるくらいのロスカット基準にすべきです。
これで勝率が落ちるのなら、手法そのものを見直す必要があります。
また、デイトレやスイングなどは、利益よりもロスカットを小さくした方がよいです。
こうすることで、50%程の勝率でも利益を重ねていくことができる仕組みです。
このように、FXではロスカットルールを自分で設定することが非常に重要です。
ぜひ皆さんもロスカットルールを設定しましょう。